台湾の輔仁大学に留学していました。Part 2
Part 1 からの続きです。
☆輔仁大学の講義☆
私が属していたのが、経済(ジンヂー)学系。
中国語の聞き取りが苦手な私は、なぜか台湾で英語の講義をとることに。
英語の基準を持ってここに来た交換留学生は、英語の講義である「インターナショナルコース(international courses)」の中から講義を取ります。
この講義は、50分×3コマ(=3単位)の通常講義と50分×2コマ(=2単位)の特別講義の2つに分類されます。
経済学系で説明すると、例えば、「マーケティング」などの専門科目は3コマ、「アジア二国間関係」などの特殊科目は2コマとなります。
さて、授業のレベルはというと、
英語で進行するので日本の大学よりも難しい
です。
授業は60人教室のようなスペースで行われます。
現地の台湾人が5割~6割、残りは交換留学生で構成されています。
留学生の国籍は東南アジア(インドネシア・マレーシア、フィリピン)、ヨーロッパ(フランス・ドイツ・イタリア等)、東アジア(日本、韓国)など。
ちらほらアメリカやアフリカから来た人もいました。
東南アジア、ヨーロッパ出身の留学生の英語力はやはり優れており、講師も台湾人ながら英語をよどみなく話します。
私は英語力に多少の自信を持って台湾にやってきましたが、それでも留学生の発言はほとんど把握できず、ギリギリ授業についていけるくらいでした。
講師が英語を(現地の台湾人向けに)ゆっくり話してくれたおかげでした。。
もっとも、日本で英語の専門科目の授業をたくさん取っていた、もしくは英語に全く抵抗のない方なら、問題ないかと思います。
授業の内容は一概には比べることはできませんが、私が受けた授業ではより実践的な内容(Uberの研究、Brexitの研究など)を学べました。
(私が学んでいる)大学の授業で、このような内容を深く勉強できる場はなかったため、新鮮でより難しく感じました。
あともう一つだけ注意しておかなければいけないことは、
課題がとっても多い
ことでしょうか。
下手にたくさん講義を取ってしまうと、消化不良になってしまうはずです。
もし日本の大学で単位をあまりとれていない状態でこっちに来てしまうと、かなり大変な思いをするはずです。
講義によっては毎週のように個人、もしくはグループでレポートを提出を義務付けられていたりします。
シラバスをよく読んで、自分の留学の目的に照らし合わせて講義をとるようにしましょう。
👆 マンモス私大である輔仁大学。日本の大学と遜色ない。
交換留学の参考になれば幸いです。次回に続く
台湾の輔仁大学に留学していました。Part 1
初投稿になります。
私は現在日本の大学3年生で、2016年9月から2017年1月まで台湾の輔仁(ホジン)大学というところに交換留学していました。
台湾に留学、さらに皆さん聞き慣れないだろうこの「ホジンダイガク」という大学。
留学の目的と、なぜこの大学を選んだのか、講義はどうなっているのかを記していきたいと思います。
☆目的☆
私の場合は、中国語の勉強 が目的でした。
最近は勢いがなくなってきたとはいえ、中国の経済発展にはすさまじいものがあります。
日本がGDP成長0~1%を推移している中で、中国は6~7%の成長を遂げています。
若いうちの語学習得アドバンテージということもあり、大学3年生のうちから交換留学で台湾へ留学することに決めました。
☆台湾・輔仁大学へ留学☆
このブログを書いているのが2017年1月。
北京のスモッグ、過去最悪らしいです。
成都の英語教師は、空気清浄機を持ち歩きながら英語の授業を行っているらしいです。
ソース:https://bitex-cn.com/?m=Material&a=newshearingdetail&newshearingid=1359
上海や香港などの沿岸都市ならともかく、中国の内陸都市などには行きたくありませんでした。
中国の交換留学先もそんなにたくさんあるわけではなかったので、消去法で台湾に留学することになりました。
さて、「輔仁大学 ランキング」等で検索すると、「台湾の私大の中ではトップ」と出てきます。
日本の大学と比べると、大体早慶上智あたりのレベルになりますね。
巷の大学ランキングなどあまり参考できないと思います。入試制度が異なり、選ぶ基準もランキングによってバラバラなので。
さて、実際に半年ほど「輔仁大学」に留学してみて、私は、この大学は「台湾の上智大学」という印象を受けました。
👆 そもそも「カトリック」の大学だし、上智大学と似ているのは当然か。
次回に続く